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病院・医院の薬と大衆薬はどう違うの?
 薬局などで処方せんなしで買える大衆薬(一般用医療品)は、病気や症状に対する自己判断が基本になっています。大多数の人に共通する症状への処方が中心になっているので、医師が処方する薬(医療用医療品)に比べると、効果がやや弱いこともあります。
 大衆薬は、自分で分かる程度の症状のとき、自主的に薬を選択できることにより大きな利点があります。消費者が薬局・薬店で直接購入することから、より慎重な取り扱い方が求められます。
 医師が処方する薬は、診察を受けた一人ひとりの患者さんの症状に応じて処方されます。有効量と中毒量との差が小さいなど使用方法の難しい医療品や、副作用の強い医薬品などが薬事法で指定されていて、医師や歯科医の処方せんがないと手にできません。
 風邪薬を例に挙げると、大衆薬の中には解熱剤やせき止め、胃腸薬、頭痛薬などさまざまな症状に効くように多種類の薬が入っていて、どれかが効くようになっています。しかしいずれも効果は弱く、決定打に欠けます。
 これに対し、医師が処方する薬では症状に合った薬を処方することから、特定の症状を抑える力は大衆薬をはるかにしのぎます。しかし使い方を誤ると危険も大きいので、注意が必要です。
(県薬剤師会)
山梨日日新聞 平成11年11月7日掲載
いつまで飲み続けるの?
 病院でもらう薬(医療用医薬品)は、医師の指示に従って服用をやめるようにすることが肝心です。たまに症状が改善したのに飲み続けるように言われることがありますが、抗生物質を使っている場合などは、途中でやめると症状がぶり返す危険があるからです。
 大衆薬を選ぶ際には薬剤師に体の状態を詳しく説明し、症状に合った薬を選ぶことが大切です。薬の量販チェーン店でも、店舗によって薬局、薬店と違うケースもありますが、薬剤師会ではネームプレートの着用を勧めているので、薬剤師かどうかの見分けはすぐにつきます。・薬の名前錙何に効くか錢使うときに注意することは何か錚副作用は錣ほかの薬や食物との飲み合わせーの五項目については必ず薬剤師に尋ねるようにしましょう。
 大衆薬を飲むときの原則は二つ。効いたらすぐに飲むのをやめることと、三日程度飲んでも症状がよくならない場合はやめ、医師の診察を受けるということです。大衆薬を長期間飲み続けるのは避けましょう。
 たとえば、熱が下がらなければ風邪以外の病気かもしれません。また胃がスーッとするなど症状が暖和するからと胃薬を飲み続けていると、ひょっとしたら重大な病気が裏に隠れているかもしれません。大衆薬の胃への負担はかなり強いものだというのも忘れないでください。
(県薬剤師会)
山梨日日新聞 平成11年11月8日掲載
薬の適正使用って?
 薬の説明書に「一日三回、一回二錠を服用」と書いてあるのに、より大きい効き目を期待して倍の量を飲んだり、反対に少し強いようだから半分の量しか服用しない人もいるかもしれません。これらは薬の適正な使用方法とはいえません。薬は必要な人が、必要な時に、必要な量を服用することが大切です。
 薬の用法には、「水で服用する」 「患部に塗る」など書いてあります。薬の働きは用量によって変わってきます。量が少なすぎると効果が表れないことがありますし、量が多すぎると副作用が出ることもあります。
 薬を服用する際に水を飲まなかったり、飲む水の量が少ないと薬が胃壁から十分に吸収されず、薬の効果が表れにくくなることがあります。食道に張り付いて、炎症や潰瘍(かいよう)を起こす危険もあります。特に高齢者の場合は、のどに詰まることもありますので、気を付けてください。また、薬によってお茶や牛乳、ジュースなどで飲むと効果が半減するものもあります。薬は、コップ一杯程度の水か白湯(さゆ)で飲むようにしましょう。
 安全性と有効性の両方に気を配って使用してこそ、薬本来の目的を果たすことができます。薬の「適正使用」を心掛けてください。
(県薬剤師会)
山梨日日新聞 平成11年11月9日掲載
食前・食後・食間っていつ?
 「食前」「食間」「食後」など、薬には服用する時間が決められているものがあります。これは吸収速度や胃への刺激が薬によって違うためです。必ず指示を守るようにしてください。
 「食前」とは食事をする三十分くらい前。薬は主に胃で溶けますが、胃の中に食物が入っていると吸収が悪くなる場合や、吐き気止めなど食事時に効かせたい場合に指示されます。「食後」は食事をしてから三十分くらいの間のこと。胃の中の食物が、消化管への刺激を和らげます。「食間」とは食事をしてから、およそ二時間くらい後のことです。漢方薬や胃が荒れたときに使う薬など、食物によって効果に影響を受けやすい薬です。 
 このほかにも、「就寝前」寝る三十分くらい前、「とんぷく」は必要に応じて、「○○時間ごと」は体の中の薬の濃度を一定に保つため、決められた時間を開けて飲みます。ただし痛み止めや熱冷ましの飲み薬は、胃に負担がかかるものがあるので、なるべく空腹時は避けて飲むようにしましょう。
 また指定の時間に薬を飲み忘れたからといって、二回分まとめて飲まないこと。風邪薬ならとりあえず何かおなかに入れてから飲み、次に飲む時間を少しずらします。ただ薬によって違うので、慌てないためにも薬をもらうときに、あらかじめ服用方法を聞いておく方がいいでしょう。
(県薬剤師会)
山梨日日新聞 平成11年11月11日掲載
薬にも使用期限ってあるの?
 薬ごとに使用期限には違いがあります。大衆薬は箱などの容器や包装に「使用期限」が記載されています。箱は開封すると捨ててしまいがちですが、必ずとっておくようにしてください。
 使用期限は未開封のときの期限です。しかし未開封でも保存状態によって異なってきます。未開封でも買ってから二年以上経過したものや、少しでも異常があるものは捨てた方が安全です。
 開封すると薬は変質しやすくなります。特にシロップや目薬などはカビや雑菌が繁殖しやすいので、症状がおさまった後の残は使わないでください。また粉薬や顆粒剤の分包の使い残しは、もったいなくても二日たったら捨てるようにしてください。
 医師からもらった薬にも、有効期限があります。しかし、薬は医師や歯科医、薬剤師が管理しているので、特別な場合以外は患者さんには告げられないのが普通です。医者からもらう薬は数量が決まっているので、正しく服用していれば余ることはありません。もし飲み忘れなどで余るようでしたら、捨ててください。(県薬剤師会)

同じ鎮痛剤を飲み続けると効かなくなるって本当?
 「同じ鎮痛剤を飲み続けると効かなくなる」というようなことをよく耳にします。痛みは体からの警告信号で、大衆薬で安易に取り除いてはいけないこともあります。鎮痛剤はむやみに飲み続けるものではありません。ただし月経痛など短期間の痛みに対して服用する分には、問題はほとんどありません。
 鎮痛剤を長期間にわたって飲み続けると、その薬に対する耐性(トレランス)ができて、効かなくなってきます。また副作用でほかの病気になることもありますし、手術の際に麻酔が効かないなどほかの病気の治療の際に、思わぬ事故を起こすことにもなりかねません。 
 そうは言っても、長く我慢していると痛みは増幅してきます。飲むなら早めに、そしてパッとやめるのがコツです。鎮痛剤は二時間程度で効いてきます。もし鎮痛剤が効かないようなら、医師や歯科医、薬剤師など専門家に相談し、鎮痛剤の系統を変えるなど、アドバイスしてもらうことが必要です。

◎飲み合わせ
 薬の中には、便秘薬など習慣性の高いものがあります。緊急時はやむを得ないとしても、長期間服用しないようにしましょう。
(県薬剤師会)
山梨日日新聞 平成11年11月13日掲載


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