医療用解熱鎮痛薬等の安定供給に関する相談窓口の設置について
2022年12月15日木曜日
<厚生労働省通知 一部抜粋>
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、治療薬である解熱鎮痛薬等(咽頭痛治療薬トラネキサム酸、鎮咳薬を含む) の需要が増加する一方、製造販売業者からの限定出荷が続いております。
これまでも各自治体宛に、安定供給に向けた協力依頼をお願いしてきたところですが、一部の薬局(特に個店など比較的小規模の薬局) 等においては、解熱鎮痛薬等がいまだに入手しづらい状況になっております。
厚生労働省といたしましては、日本医薬品卸売業連合会に対して、発熱外来や新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れている医療機関やこうした医療機関からの処方せんを受け入れている薬局において、解熱鎮痛薬等が不足している場合(注)には、優先的に解熱鎮痛薬等を供給していただけるようお願いをしたところです。
それでもなお、解熱鎮痛薬等が不足している医療機関・薬局(注)がある場合は、厚生労働省に新たに相談窓口
○厚生労働省ホームページ:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29794.html
を設置して、そのような医療機関・薬局からの相談を受け付ける予定ですのでお知らせいたします。
(注)
発熱外来や新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れている医療機関やこれら医療機関の処方せんを受け付けている薬局において、解熱鎮痛薬等の在庫が少なく、平時に取引のある卸売業者に連絡しても入手が困難であり、業務に支障を来たすとともに患者にも迷惑等を掛けてしまう恐れがある場合