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DEM事業

日本薬剤師会DEM事業とは?

日本薬剤師会DEM(薬剤イベントモニタリング:Drug Event Monitoring)事業は、薬剤師会が地域の薬局から医薬品副作用等の情報を迅速かつ的確に収集するための基盤整備をすることを念頭に置き、薬局が医薬品の適正使用に一層貢献することを目的として、平成14年度から全国の日本薬剤師会会員が所属する薬局に参加を呼びかけて実施しています。
対象薬を使用した患者さんに発生し、薬歴に記録されたイベント※の内容を調査します。この事業により報告されたイベントを解析することにより、医薬品の適正使用に資する安全性に関する情報を提供できると考えます。
なお、本事業は「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて実施しています。

 

※この事業におけるイベントとは、調査対象医薬品使用開始後に新たに起きた疾患・症状又は患者の訴え、原疾患の予期せぬ悪化、調査対象医薬品の減量/他剤への変更/中止があった場合の理由、をいいます。

 

これまでの日本薬剤師会DEM事業の結果について

日本薬剤師会ホームページへリンク

令和元年度DEM事業(日本大学薬学部 大場延浩教授との共同研究)の結果をまとめた論文が『Expert Opinion on Drug Safety』及び『Current Drug Safety』に掲載されました。

『Expert Opinion on Drug Safety』掲載論文

『Current Drug Safety』掲載論文